資金繰りを10倍楽にする財務戦略

事業継続を実現する財務戦略

日々、将来の売上、利益を考え、社員の給料を支払い、銀行への返済、
さらに税金を支払って残りの金額はあっても、資金繰りへの不安は消えない。

そして、いつリーマンショックのようなピンチがあるかもしれないから、
利益を積み重ね備えておきたい、すると、次は自社株の金額が上がり相続財産が増える・・・

さらに不安はつきない、地方の人口減少は歯止めがかからず、中小企業の経営はより厳しさを増していくだろう。

社員の多様性や人間関係の複雑化、IT・AIなどの技術革新等も加わり、
変化のスピードが早く激しい時代に対応する新たな取り組みも考える。。。

毎年、そんなことを繰り返し、決算を終えた後に・・・「なんか疲れちゃうな・・・」と、
ホッと一息ついたときに、つい呟いてしまうかもしれません。

社長のステージが変われば新たな資金の悩みがやってくる

創業したときは、やる気に満ち寝る間も惜しんで働いていたかもしれません。
そのときは、思ったように売上が伸びず、生活費も事業資金もカツカツで不安に襲われていました。

創業から数年、売上が伸びてくると運転資金」「社員を雇う資金」のことで悩みます。

不況時には売上減少に歯止めがかからず、資金が見る見るうちに減り不安に襲われます。
社員の給料や仕入れ先に支払わない訳にはいかない、まず、役員報酬を未払いにします。
銀行に頭を下げながら資金調達に頭を悩ませます。

その不況を乗り越え、売上も利益も安定してくると、法人税・所得税・社会保険料の負担の重さが堪えます。

その後も、会社が順調に成長すると、自社株の価値が高くなります。

本来「株価が高い」ことは、長年頑張ってきた成果の証でもあるので嬉しいはずです。
しかし、後継者にどう移転するか?という新たな悩みが発生します。
結局、初めから終わりまで、社長の資金の悩みは尽きないものです。

社長は資金の悩みを誰に相談しているのでしょうか?

売上や人財問題は相談する相手がいるという社長は多いです。
では、お金のこと資金繰りのことはどうでしょうか?
ほとんどの社長は、お金の悩みを相談する相手がいないのが現実です。

こんな話を耳にします。
「資金繰りは、経営にとって一番大きな悩みです。
だけど、顧問税理士は親身になって相談にのってくれない・・・」という「ここだけの本音」を話す社長もいます。

でもそれはけっして、顧問税理士さんのせいではありません。
税理士さんは「正しい税の申告」をすることが仕事です、
法人の財務や個人のライフプランニングまで手掛ける人は少ないです。

社長のお金や資金繰りの悩みを解決するには、
「法人」と「社長個人」両方のお金の知識や流れを理解する必要があります。

法人のみ、個人のみでは、部分的な解決しかできません。

会社と社長の手取りを最大化し、安定した資金繰りを実現しながら、個人のライフプランに合わせた対策をします。

法人と個人を一体に「公私並行して考える」ことが重要です。

まず、法人の対策をどのように進めるのでしょうか?

ダム経営の仕組み作りに必須の4つの財布管理方法

社長が資金の悩みから解放され本業に専念できる環境を作るには、
松下幸之助氏が提唱していた「ダム経営」を意識したいです。

「ダム経営」とは、
松下幸之助氏がある講演会でこのように語ったそうです。

「好景気だからといって、流れのままに経営するのではなく、
景気が悪くなるときに備えて資金を蓄える。
ダムが水を貯め流量を安定させるような経営をすべきだ」

すると、聴衆の一人が質問をしました。
「ダム経営の大切さはわかるが、そのやり方がわからないから困っている」

そこで、松下幸之助氏はこのように伝えました。
「まず、ダムをつくろうと思わんとあきまへんなあ」と答えたのです。

聴衆の多くは「ダム経営の具体的なノウハウ」を聞きたかったのでしょう。
会場は落胆と失笑が起きていたようです。

しかし、その聴衆の中の1人に、松下幸之助さんの言葉の真意がわかり
「一途に思い続けることの重要性が大事なんだ」と強い衝撃を受けた人物がいました。

京セラ・KDDIの創設者の稲盛和夫氏でした

まずは具体的なノウハウよりも考え方が大切ですが、ノウハウも知りたいと思います。

では、どのようなノウハウがあるでしょうか?

私は「ダム経営」の仕組みを構築するために「4つの財布管理方法」をおススメします。

経営の最大の目的である「事業継続」を実現していくには、
この4つの財布のどこかに資金があれば経営破綻しません。

「会社資産」
資金の流れは会社の資金を活かして事業をすることから始まります。
そして、法人税を支払った残りの資金「利益剰余金」をここに蓄えます。

「社長個人」
社長のライフプランニングに合わせた資金構築をします。
社長の手取りを最大化する手法を考えて蓄えていきます。

「簿外資産」
ここに資産を構築するのが「ダム経営」の基本です。
資金繰りの悪化や突然の出費、設備投資など責めの資金など
「簿外資産」に蓄えて備えます。

「守る資産」
資金繰りのピンチは業績だけではなく社外の影響も受けます。
最近は自然災害の被害も多くBCP(事業継続計画)を策定し対策を進めている企業も増えています。
経営環境を悪化させる急な出来事への備えをします。

この4つの資産管理を仕組みとして構築していくのが「ダム経営」です。

「ダム経営」を構築して事業継続を実現していく方法とは?

事業継続を実現する財務戦略を構築します

会社と社長のお金を取り巻く環境は複雑です。
簡単に解決できるものではありません。

先ほども述べたように、社長のお金の悩みはステージごとに尽きることはありません。

社長がお金の悩みを少しでも軽減できれば本業に専念できます。

やはり社長が本業に専念するから事業が継続します。
そのためにも会社も社長にも最適な財務戦略を築きましょう

1.財務戦略を構築する基本的な進め方

1.財務戦略を構築する基本的な進め方

STEP① 基本的な考え方は『法人と社長個人』を一体に捉えます。

STEP② 7つの財務戦略の中から優先順位を考えます。

STEP③ 具体的な実践手法を検討します。

「生涯手取りが1億円以上が出る60の財務手法
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